つばさ福祉作業所
『つばさ』
生まれてかわいい盛りの1歳半の健診において、「お子さんを専門の人に相談してください」と告げられ、はじめて耳にした『障がい』という言葉・・・。
寝屋川市には、障がいのある子どもと親が通園する施設「あかつき園・ひばり園(現療育センター)」があります。平成4年から4年間、縁あってこの施設で働く機会を得て、職員、子どもたち、ご家族の方々から多くのことを体験させていただきました。知識としてではなく現実として、はじめて「障がいのある子どもたち」と出会ってきました。「あかつき・ひばり園」は私を支える心のふるさとです。
「あかつき・ひばり園」は、専門の医師等先生方の援助、支えを受けながら、親の願いに必死になって応え、「親を励まし、親を支え、共に歩んできた歴史」があります。そこでは職員や家族が綴った機関紙『つばさ』がありました。
「あかつき・ひばり園」に通園していた子どもたちも。やがて18歳を迎え、社会人となったとき、民間企業等では働くことが難しく、日々施設(事業所)に通所し、作業をして、日中活動を行う「障がい者通所施設」があります。縁あって成人施設を建設するにあたり、名称を考えた末、この精神を少しでも受け継ぐことができるようにと思い、『つばさ』と名付けました。
社会福祉法人 療育・自立センター
辻本 治雄
施設情報
事業所名 | つばさ福祉作業所 |
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住 所 | 〒572-0073 寝屋川市池田北町15番9号 |
電話番号 | 072-839-2234 |
FAX番号 | 072-839-2236 |
E-Mail | tubasa5@mild.ocn.ne.jp |
建物構造 | 鉄骨造5階建 |
延床面積 | 698.85㎡ |
提供サービス | 障害福祉サービス 生活介護事業 利用定員20名 ① 手 織 科 ② 木 工 科 |
作業科目としては、手織科と木工科の2つのグループに分かれています。どちらの科目でも、すべて手作り、なかまたちが一つひとつ丁寧に製作し、「世界に一つ」の製品を製作し、販売しています。木工製品では、大阪府授産振興コンペティションにおいて「大阪府知事賞」を受賞し、作品のデザイン・機能・出来栄え等についても高い評価をいただいております。
販売活動で、お客様からの「ありがとう」の言葉、なかまたちにとってこれほどうれしいことはありません。自分たちの作った商品が売れた喜び、売れなかった時のしょんぼり感、毎日の作業の励みになっています。
私たちの活動は、地域のみなさまに支えられています。そんな地域の皆さまに私たちができることとして、学校や地域の墓地等の清掃活動、地域の自治会による回覧板配布の作業などにも取り組んでいます。夏の暑い日も、冬の寒い日も、地域での活動を大切にし、日々の作業に励んでいます。
各ページで紹介している製品はほんの一部です。まだまだいろんな製品もございますし、新製品の開発もしております。実際に見に来ていただき、手にとり「世界に一つ」の製品に出会えるお手伝いもしておりますので、一度「つばさ福祉作業所」にご連絡ください。お待ちしております。